私たちは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています

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信州ウッドパワー株式会社
信州ウッドチップ株式会社

信州ウッドパワー
信州ウッドチップとはABOUT SWPC

事業の考え方

0. 胎動からの生誕

信州ウッドパワー・チップは2020.07.15吉日に本格稼働致しました。多くの皆様の応援と御支援に衷心より感謝いたします。また多くの「初」にチャレンジしているプロジェクトです。生誕の後、成長した成果は多くの皆様に展開し、さらなる領域を目指します。

Ⅰ. 原点

地球温暖化防止対策として、今できることを実行したい。
山と森、そしてそれを支える林業の一助になりたい。
地域ぐるみで地方創生を実現したい。
そうした長年の想いが、信州ウッドパワー・チップの原点です。

長野県の財宝である山々と森林、
そして林業のみなさまと一緒に働けることが、
大きな後押しとなりました。

日本の財宝でもある信州カラマツ。
コンクリートや鉄でしか造れなかった建物を木造する技術が確立し、
その最適材がまさしく信州カラマツです。
地球温暖化対策の立役者であります。

Ⅱ. 長野県千曲川上流地域

長野県は県土の約8割を森林が占める全国屈指の森林県です。

その森林を育みつつ資源を無駄なく有効活用するための新たな木材需要の創出と流通の仕組みづくり、さらには問題化している膨大なマツクイムシ被害材の処理・資源化が求められています。

木材生産が活発な千曲川上流地域で他のバイオマス発電施設と燃料の集材圏が重複しづらい東御市羽毛山工業団地を事業地に選定しました。

Ⅲ. 規模について

バイオマス発電に使用する燃料の切削チップ量は年間約3万トンで、千曲川上流地域の森林の成長量以下です。
間伐材等の未利用材やマツクイムシ被害材を利用しても十分補うことができます。

間伐材等の未利用材と被害材及び林地残材の処分は森林の保全育成につながるとともに、チップ材の対価をもたらし、新たな木材需要を創出しました。

また、水を大量に使用する水冷方式ではなく空冷方式を採用したことで、一般家庭2.5軒分の上水で稼働可能です。

Ⅳ. 雇用創出

2MWクラスのバイオマス発電は
一般家庭約5,400戸分の電力を補うことが出来るとともに、
12名の雇用も創出しました。

この事業は、千曲川上流地域における
方再生、業再生、産地消を促し、
事業者と地元との間に
Win-Winの関係を築きます。

山と森への想い

山と森を

「信州ウッドパワー・チップ」は大先達によって植林され、今伐期を迎えた信州カラマツの再造林における低質材の再生基地として、未来に向けた森林循環のお手伝いをいたします。
またアカマツ松くい虫被害にブレーキをかける被害森林の樹種転換において、被害木の最終基地としてもお手伝い致します。
「信州ウッドパワー・チップ」は山と森を守る皆さまの一員となります。

山と森が

信州地域の風土に育まれた「信州カラマツ」はその強度と耐久性から大型建物の柱梁も荷える最高の材種で、他に代えがたい地域の恵みです。用材としてのみならず低質材はエネルギーの源として生まれ変わり、地域のお役に立てるべく「信州ウッドパワー・チップ」がそのお手伝いを致します。

山と森でける

「信州ウッドパワー・チップ」は地域で育まれた信州カラマツ・アカマツを中心とした地域森林の成長量を越えた集材は必要ありません。ご先祖様から授かった地域の山と森を、地域の共助で未来の子供たちに誇れる山々と森々に育て、まちの「木灯(ともしび)」を繋いでゆきます。